青春賛歌第二幕 27〜秋のコンサートシリーズ


季節は芸術の秋
先月21日に行われた室内楽コンサートに始まり


10月に入ってからは、学内演奏会が行われた
場所は室内楽の時と同じパイプオルガンのあるホール
gakunai20121013-1.jpg gakunai20121013-2.jpg

3年生の発表会であるこの演奏会は
今年からカラードレスが許可されたので
みんな色とりどりの衣装で登場するのも見ていて楽しかった
演奏会終了後はロビーで記念撮影
gakunai20121013-3.jpg gakunai20121013-4.jpg

実は、この日のためにと早くから中世風ドレスを作ったのだが
思いがけず室内楽コンサートに出ることとなっため
続けて同じドレスで出るのはちょっとためらわれるし
ちょうど歌う曲のひとつがモーツァルトだから
このデザインの方が時代に合っているということで
今回は高2の時に作ったひらひらのドレスでの出演となった

オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より「恋は小さな泥棒」/モーツァルト


他の曲はMemoryページに収録

学内演奏会の翌日は
幼稚園で行われたコンサートに出演
この時は華やかなドレスが良いと言われたので赤を着た
tokinokai20121014-1.jpg tokinokai20121014-2.jpg

翌週は
学会後の立食パーティーでの演奏会があった
場所は「ひろしま美術館」
kokusai20121019.jpg

ここでは、90名の海外からのお客さんばかりを前に
演奏の合間のたどたどしい英語のスピーチも冷や汗もの
更には、演奏後に色んな人から話しかけられても
何かよくわからないけどとりあえず歌をほめてくれているようなので
ひたすらサンキューを連発していたらしい(苦笑)

それで肝心の演奏の方はというと
かなり念入りに準備してきただけあって大好評だったようだ
この日のドレスはシンプルな紺(通販)+グレーのボレロ

娘たちドレス姿の2人は
このスタイルでワイングラスを片手に食事をするというシチュエーションに興奮〜
更にはそのまま貸し切りの美術館も見学するなど
優雅で貴重なひと時を楽しんだ

そして翌日には
今度は別のメンバーで「広島県立美術館」のロビーコンサートに出演
この日のドレスは黒→こちら

これで秋のコンサートシリーズは一段落したが
ここへきて娘は「名刺」の必要性に気づき
急いで気に入ったデザインのものをネットで探して注文した
そして、上品な革の名刺入れも購入

こうして活動をしていると
色んな人から名刺をもらう機会が多いにも関わらず
自分の方から渡すものがないのは都合が悪い
気づけば友人たちはみんな名刺を持っていて
ちゃんと名刺交換をして「次」のチャンスに備えている
学生であっても、彼らはすでに自分で営業し
同時に社会人としてのマナーも当然求められる立場にあることを
わたし自身ははじめて知ったのだった

11月末から12月はクリスマスコンサートのシーズン
一般的にはここから大学3年生の就職活動が解禁となるのだが
娘はすでに一般的とはいえない道に歩み出している
この道には将来の約束も何もないけれど
行く先々で必ず応援してくれる人があり
当初は学生の間だけ・・・と思っていた活動期間も
もっと延期したいと思うようになっている
周りには音楽の臨時教員を務めながら活動している先輩も多く
娘もここまで教職の勉強は続けており
夏休みにはぎりぎりの予定の中で介護実習もこなしてきた
来年は母校に帰っての教育実習も待っている
その時には、教育実習で会おう!と約束して
それぞれ違う音大に進学した3人の音楽仲間がそろう予定だ

今回の秋のコンサートでは
わたしがこれまで作ってきたドレスの出番が多く
自分としても次回作への制作意欲を十分かきたてられたので
年が明けたら新作にとりかかろうと思う
新しいドレスの色は多分「紫」になるだろう


(2012.10.23.記)



<管理人のひとりごと目次へ


inserted by FC2 system