青春賛歌第二幕 30〜ダイエットを始めよう 1


12月半ばの、クリスマス準備真っ盛りのころ
「カロリーコントロールのダイエットを始めようか」と言い出したのは
お年頃の娘でも、更年期のわたしでもなく
うちで一番ダイエットしそうにないと思われた息子だった
というのも
以前、娘がダイエットを試みていた頃
わたしがカロリー計算しながらアドバイスしているのをみて
「そんな面倒なことするなんて信じられん?!!」と
全く受け入れる様子がなかったものだから
その後、彼の関心がここに向くとはとても思えなかったのだ

ただ、就職活動が終わった頃から
少しずつ健康に対する関心は芽生えており
お菓子やジュース、アイスクリームを買いこんで大量消費することを避け
ウーロン茶を飲んで、筋力トレーニングをするようにはなっていた
その結果、足がしまってきて、全体的に少しすっきりしたように見えたけれど
(恐ろしいので)体重がいくらあるのかは聞いたことがなかった

そして12月13日(だったと思う)
ネットで何気なく摂取カロリーと体重の関係を見ていた息子は
自分の場合、一日の摂取量を1800キロカロリー程度に抑えたら減量できるらしいと理解し
わたしに話しを持ちかけてきた
この時、本人としては
「なんか面白そうかな」という程度の気持ちだったのかもしれないが
これを聞いて、ハイハイ、やりましょう!と乗り気になったわたしは
善は急げ〜!今日からおかあさんがカロリー計算してあげるから♪と、がぜん張り切り
いきなりこの日から息子のダイエット生活は始まったのだった

まず、体重測定をしてみると
大学入学時より10キロ多い事がわかり
とりあえず『10キロ減量』が目標になった
そして、一ヶ月3キロ程度減らしていくために
一日の摂取カロリーを1800kcalと定め
一食あたり600kcalを超えないようにコントロールしたところ
40日を過ぎた現在、ちょうど4キロ減量できてきる

わたし自身は、若い頃カロリー計算に凝っており
これで体重のコントロールができることはよく知っているが
初めてチャレンジする息子は、結構ちゃんと減るもんだと実感したので
このまま目標に向けて続けるつもりのようだ
もし順調にいけば
ちょうど4月の入社までには目標を達成できるかもしれない

でも、もし本当に10キロやせたら
9月に新調したばかりのスーツがあわなくなるよね?
就職活動を開始した一年前には
大学入学時のスーツがギリギリなのをそのまま着ていたので
その後、10月の内定式にあわせて新調したばかりだったわけで・・・
な〜んて心配はもう少し後でもいいかな^^;

ちなみに、わたしがカロリー計算をするといっても
息子が家でご飯を食べるのは朝だけという日も多いが
最近は学食やお弁当でもカロリー表示のあるものが増えているので
それらを見ながら計算して食べているらしい

そして、選ぶメニューも
以前は太りやすい洋食中心だったのが
今はすっかり和食中心になった
そして、昼も夜も必ず野菜を食べているなんて
昔なら絶対なかったことだ

一日1800kcalの食事というのは
内容を気をつければ結構多いし
健康的な食生活を続けることで
何となく風邪をひきそうにないというか
そんな自分の体調の良さも感じているという

ダイエットを始める決意をした時には
正直なところ1週間以内でやめるのではないかとも思われたが
ここまで続けば習慣化し
体が適正な食事量を覚えてきている

更には
食というものに関心ができたことから
食の安心安全にも興味を持つようになったため
おばあちゃんのつくる無農薬野菜も
それまでは好き嫌いがあって受け付けなかったものでもかなり食べるようになった

こうして何気なく始めたダイエットながら
得たものは多いと思う
それは息子だけではなく
その様子を見ているわたしにとっても同じく
性格とダイエットの関係とか
いろいろ勉強になることも多い
そう、息子のような性格は多分ダイエットに向いていると思うのだ
それについては次回へつづく。。


(2013.1.28.記)



<管理人のひとりごと目次へ


inserted by FC2 system