青春賛歌第三幕 3〜花も嵐も


4月6日の尾道美術館のコンサートの日は
せっかくのお花見シーズンだというのに、全国的に風雨が強く荒れ模様で
一体どうなることかと心配したが
この時はコンサートが室内だったのでまだよかった
あれから2週間がたち
20日に行われた『ひろしま菓子博』の野外コンサートは
冬に逆戻りしたかと思われるほど寒く
おまけに雨は降るわ風は吹くわで、出演者も観客も過酷な環境でもう大変〜〜@@;
一応屋根のついたステージで、娘たちは薄いドレスを着て演奏したが
あれが当初の予定通り30分の演奏だったらきっと風邪をひいていただろう
ホント15分で良かった・・・というか、15分よく頑張ったと思う

この日は、尾道の時と同じディズニーメドレーを演奏し
最後に「小さな世界」で締めくくった

『ひろしま菓子博2013』は19日に開幕したばかりで
20日は初めての土曜日ということもあり
もし雨にならなければ、入場することも困難なくらい混雑しただろう
しかし、この日の中央広場に設置された野外コンサート会場は
雨の中パビリオン間を足早に移動する人たちがそのまま素通りしていく状態で
わたし自身、自分の子どもが出るのでなければそこで足を止めようとは思わない
とにかくそのくらい寒くて大変だったのだ
それでも、わたしを含めて出演者の関係であろう人々が
何人かステージの前に立って見守る中で、コンサートは始まった
その間わたしは傘をさして懸命にビデオを撮る
一方、そんな過酷な状況で歌う彼らの声は
マイクの力を借りながら周りに響き渡る
そして、演奏終了後ふと後ろを振り返ると
いつの間にか立ち止まって聞いている人の数が増えていて
こんな環境の中でも足を止めてくれたことが嬉しかった

菓子博パビリオン通路に展示されたデコレーションケーキ
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すごい技術に思わず目を見張る・・
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一方、翌日の植物園のコンサートは
幸いお天気は良くなったが、風が強く
遅咲きの桜が舞い散る中で行われた
メンバーは男子がひとり欠けた3人体制ながら
マイクはあるし、同じ曲を演奏するので
回数を重ねている分、上手くやっていたと思う
締めくくりは前日と同じ「小さな世界」


さて、尾道のコンサートの翌日
娘が急性腸炎になった話を昨日書いたが
(くわしくは4月22日の日記参照)
熱が下がり少し楽になってきた時に
以前買った服作りの本を寝ながら眺めていたら
病人でありながら急に制作意欲がわいてきた
そして、そんな娘を手芸店に連れていくわたし
いや、常識的にはまだ安静期間だけど
好きなことをやっている方が回復が早いような気がしたからだ
そこで好きな生地を選び、すぐにワンピースを縫い
数日後には、それを着て
一ヶ月前からの計画通り、友人たちとディズニーランドへGO!
大好きなグリーンアーミーメン(トイストーリーのキャラクター)を見つけて
早速一緒に記念撮影〜
敬礼の手の角度が同じ!^^
ディズニー2013414 cloth2013414.jpg

こうして4月の予定は、様々な難局を乗り越えて何とか進み
27日の『たけはら国際芸術祭』のオープニングコンサートと
28日の最後のバイトが終わればすべて終了だ

ここまで本当によくたどりつけたものだと思った時
今回のタイトルになっている歌詞が浮かんできた
『愛染かつら』という昭和初期の映画はさすがに見たことはないけれど
”は〜な〜も〜あらしも〜ふ〜み〜こ〜え〜て〜”という
主題歌の出だしだけなら知っている

5月からは、6月の教育実習に向けての準備があるが
バイトがなくなる分、とりあえず時間の余裕もできるだろう
そうなれば、まずは美容院へ行かなくてはね
何しろもう一年以上も行っていなくて
すっかり昔の天然パーマが復活しており
三つ編みして後ろでまとめる髪型ばかりでごまかしている
これからはもう少し優雅なヘアスタイルも研究してほしいところだけど
面倒くさがりな性格だからどうなることやら・・・

そんな母の憂いをよそに
娘は相変わらずロボットに夢中で
悩みに悩んだ末、ついにディアゴスティーニの「ロビ」の定期購読を契約した
完成までに一年半かかり、お値段もかなりなものだが
今まで頑張って働いてきた自分へのご褒美として奮発
これが完成する頃には娘自身もまた随分変わっているだろう
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(2013.4.23.記)



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