ビクトリア朝ドレスを作ろう 1
<上身ごろの型紙補正>
今日は紫ドレスの余り布を使って上身ごろを試作する
やっぱりトルソー(胴体マネキン)があると
だいたいの雰囲気を見るのに都合がいいなあ〜
胸元が開きすぎているので、布を5センチ足してみた
身幅はこんなものかなと思うが
丈は肩を2センチつまむとちょうどよさそうだ
そうこうするうちに娘が帰宅
試着すると、う〜ん、つまむのは3センチかな
<上身ごろ本縫い>
まず型紙を作りなおして、上身ごろの布を裁ち
パーツを丁寧に縫い合わせ
ジグザグで端の始末もして
さあ前と後ろのパーツを合わせようとしたら・・・?!!
うっそぉぉぉ、、、長さが違うじゃないの〜〜(がぁーん)
左右をつけ間違えてるんだわコレ、、、TT
しかし、気を取り直して何とかここまで完成〜
今回は裏地も付けた
<編み上げスタイルに挑戦する>
ドレス作りを始めた頃には
これはとてもできそうにない・・・とか
説明書を読んでもちんぷんかんぷん??とか
とにかく悩ましい課題が色々あって
それでも今はコンシールファスナー付けも克服したし
とりあえず説明書をよ〜く読むか、ネットで検索するなどしていけば
たいていのことができそうな気がしてきている
そして今回もひとつ課題を克服した
今回の課題は「背中の編み上げスタイル」だ
中世風のドレスにはこれがつきもので
英語の説明書を前に「無理無理!」と決め付けてきたけれど
意外と単純な作りになっている事がわかり
よし!やってみるか〜という気になった
というのも、コンクール前一ヶ月で3キロ太った娘のドレスの調整を前日やっていて
編み上げスタイルだったら、いちいちほどいて縫い直さなくても
紐の締め加減で調節できて便利よねとも思ったのだ
(ちなみにコンクールから帰ってきたら2キロやせていたので
随分スタミナ使ったのだろうと思う)
まず、編み上げスタイルに必要な帯状の布を作り
穴をあけてハトメを取り付ける
この作業は夫におまかせ^^
この布をドレス本体に縫い付け
紐を通せば完成〜♪
深い緑と金色を寄り合わせた紐がなかなか良いアクセントになった
ただ、このスタイルだと一人で着るのは無理だろうと娘に言うと
紐を半分くらいほどいて、上はゆるめた状態でかぶり
その後は上からと下からと少しずつ紐を締め、鏡を見ながら穴に紐をとおし
何とか自分で着脱して見せた
ドレスを着る時、いつも誰か知り合いがそばにいるとは限らないので
自力で何とかなることがわかってホッとする、、
<布を裁つ>
わたしにとってドレス作りで一番苦手な作業は「布を裁つ」ことだ
いや、その前に
必要な布の量を割り出して注文するまでの葛藤もなかなか辛いものがある
ドレスの場合、スカート部分のパーツが長く
中途半端なところで布が足らなくなった場合には
途中でつぎ足すわけにもいかないし
今までかなり多めに見積もって注文しては
結局かなり余ってしまうのだった
今回のドレスは細かいパーツが多く
デザイン上、布もたくさん必要になるので
今度こそできるだけ無駄を出さないように
型紙を念入りに測って必要な量を割り出した
本来ならば、最初からすべてのパーツを裁断するのだけど
どうにもそういう気力がわかなくて
とりあえず上身ごろからとりかかり
それが完成したので、昨日から全体の裁断に入る
大きなパーツや
小さなパーツを組み合わせながら裁断していくと
途中で「計算間違い」に気づく、、、@@;
あ゛〜〜〜〜後ろスカートと脇スカートは2枚ずついるのに
1枚ずつしか計算に入れていなかったんだぁぁぁぁ、、、
というわけで、新たに2m注文し
余分な送料が発生してしまった・・TT
*今後のための覚え書き*
無地布(120センチ幅) 6m
模様布(112センチ幅)5.6m
注文した布が届くのは早くて3日後
それまでは袖を縫ったり
レースを買いに行って取りつけたりといった作業を行う予定
(2013.10.21〜25.記)
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