ビクトリア朝ドレスを作ろう 3
<バッスルとトレーン>
今まで作ってきたドレスと今回のドレスの大きな違いは
「バッスル」と「トレーン」がつくという点だ
「バッスル」とは
19世紀半ばから20世紀初めに流行した
スカートのヒップラインを美しく見せる為に使われる腰の飾り布のこと
ちなみに日本では明治時代に鹿鳴館で着用されたドレスにバッスルが用いられている
さて、バッスルを作るにあたっては
2枚の布をまん中でつなぐ形になるのだが
左右対称の布を裁つべきところを同じものを2枚裁つという失敗をやらかし
それでも、長さに余裕があったおかげで何とか作り直せたまではよかった
「バッスル」はこんな感じ(まだ仮止め)
そして裏地は安いサテンを使ったが
実際にスカートにつけてみると
見えないと思っていた裏地が見えているじゃないの?!(がぁーん、、、)
これじゃあマズイよねTT
それでも何とかならないかと考えていたら
夫と娘から「表布を買い足して作り直した方がいいよ」と言われ
今回3度目の再注文をかけることになった
あ〜これで送料3回分余計に出費〜〜;;
バッスルの布が届くのを待つ間に「トレーン」の方は完成
「トレーン」とは、ドレスの後ろに長く引きずるすそ部分のことで
今回はバッスルと同じ布を使って一体感を持たせる仕組みになっている
本来はこれにボタンホールを作って
後ろスカートのすそにボタン留めできるようにするのだが
面倒なので手縫いで留めてしまってもいいんじゃないかと考え中、、
(といいつつ、後日結局ボタンホールを作る)
<完成>
このアングルいいんだけど
スカート下にはいてるパニエのボリューム&長さが不足しているので
スカートのふくらみがやや足らない(特に前がペチャンコになっている)
この後、まずはバッスルをボタン留めできるようにした
そして、市販のパニエにかためのチュールレースを足し(すそ二重)
長さもボリュームもアップ
これにスカートをかぶせると
これならバッチリでしょう?!^^v
<アクセサリーを作る>
最初は、リボンにレースを取り付けただけの簡単なものにする予定だったけど
舞台で見るチョーカーには何かぶら下がってるタイプが多いというので
手芸店に行ってアクセサリーパーツを買ってきた
金属パーツだけでは寂しいのでキラキラをつけてみる
あと、ドレスの色に合わせたスワロフスキービーズをプラスして出来上がり
娘いわく「猫の首輪みたい〜」
猫好きな娘としてはご満悦^^
さあ、舞台ではどんな風に見えるのだろう?!
(2013.11.5〜19.記)
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