音楽と共に生きる 1〜『ソティエ』再び


早いもので
娘の大学院修士課程1年目も折り返しの9月が終わろうとしている・・

今月の10日には
8月末に行われた「2014日豪国際女子ホッケー親善試合」において
娘が国歌斉唱を務めたことのお礼に監督さんたちが大学を訪問
そこでプレゼントされた「さくらジャパン」のTシャツを着た学長と監督のツーショットが
大学のfacebookに載っていた
一方、当の本人は、ロビーで御一行とあいさつした後
夕食会に招かれて、そこで選手のみんなとすっかり仲良くなったようだ
一緒にこの公式Tシャツを着て写真もたくさん撮ってもらったけれど
娘自身は一枚も撮らなかったとのこと
「こういう人たちには肖像権の問題があるから慎重にしないとね」
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翌日11日には、とある会合の懇親会に呼ばれて演奏するが
演奏の時はドレスを着ても、ホテルに出入りする時には普段の服なわけで
前日のパーティーといい、社交の場にふさわしい”きれいめな服”を持っていない娘は
帰るなり「ちょっと真面目に服の事を考えるわ」と言い出した

娘が普段どんな格好をしているかといえば
とにかくわたしに似て足のスタイルに自信がないものだから
いつもズボンかロングスカートで隠しており
服を買うにも通販とかユニ☆ロとかお手軽なところですませるのが常
若者の出入りするおしゃれな店は気後れして入れない・・
が、このたびは意を決してついにおしゃれな店にも入ってみたものの
求めているようなシンプルなデザインのものがなく
結局ユ☆クロで2000円のワンピースを買ってきた(やっぱりそこか^^;)
いや、それでもちゃんと”ひざ上丈のワンピース”に初挑戦するだけエライかと?!
というわけで、娘23歳
今までの”ゆるいファッション”から
社会人としてきちんと見える格好へとイメージチェンジ中〜

その後、15日は同級生の結婚式でブライズメイド&演奏を務め
9月はホテルウエディングの聖歌隊の仕事もたくさん入っていたし
来月はいとこの結婚式の音楽を取り仕切ることになっているしで
ハッピーな人々をサポートする仕事で忙しい
「結婚式って当事者にとっては一生に一度だからすごく気を使うわ〜」

なんやかんやと気を使うことが多い9月
そろそろ肩こりがひどくなり背中も痛くなってきた頃
久しぶりの『ソティエ』のコンサートが植物園で行われた
昨年12月がラストコンサート?!かと思っていたが
今回メンバーの日程が合うということで復活
それにしても、クリスマスでもないのにこの人の多さには驚いた
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最初から階段までほぼ埋まっており
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暗くなってからの2回目のコンサートにも
たくさんの人が集まった
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お客さんの反応も上々で
特に今人気の『アナと雪の女王』からの演奏が始まると
足を止める人が更にふえていく
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コンサート終了後、お客さんを見送っていると
子どもたちから一緒に写真を撮ってほしいと頼まれて
最後は記念撮影会になって行った
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この勢いでクリスマスコンサートもあるかも?!
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植物園のコンサートから2日後には
大学付属室内合唱団のメンバーで学校訪問演奏に出かけ
ここでも娘は「Let It Go」など『アナ雪』の曲を歌った

この曲の演奏はこれからも予定されており
「もうどれだけ”ありのままの自分”をみせたらいいんだろうね」と苦笑する娘
この映画は3月にニューヨークから帰る飛行機の中で見たけれど
その時娘が気に入った曲はマニアックで有名じゃないため
イベントでの演奏には向いていないのを残念がっていた

あと9月にあったことは
発声指導に行く合唱団がもう一か所増えたことと
他の聖歌隊からもピンチヒッターを頼まれたこと
11月に行われるミュージカルの全体練習が始まったこと
(修道女役が足らないということで参加)
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そして28日には先生方が出演する『カルメン』を見に行き
あの大舞台で3月には自分も先生と一緒に立つのかと思うと
興奮したり怖くなったり楽しみになったりすっかりテンションが上がった
その速報版のチラシがすでにパンフレットに入っており
そこに自分の名前を見つけていよいよ実感がわく
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オペラの経験は学内以外まだない娘に
新しい世界がこれから開かれようとしている



(2014.9.29.記)



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