音楽と共に生きる 11〜猫のミュージカル上演


2月22日は「猫の日」
というわけでミュージカル『人間になりたがった猫』を上演した

猫のライオネルの着ぐるみ完成版はこちら
neko2015222-1.jpg

猫の頭の部分は、100均で買った帽子を土台に
ボア布を貼り付けて作っている
最初は顔全体をおおう覆面を作っていたが
魔法で人間に変わる瞬間すぐ脱げるように改良した
娘にとって初めての着ぐるみ作成は無事完了!

兵隊の衣装は学生服に手を加えて作成
これも前日になってやっと完成〜
neko2015222-10.jpg

娘の役は魚屋のトリバーおばさん
右端は人間になったライオネル
neko2015222-2.jpg

今回の作品は子ども向けなので
内容は単純だが、とにかく歌と踊りが多くて
これだけ合わせるのは練習が大変だっただろうなあと思った
neko2015222-3.jpg

neko2015222-4.jpg

neko2015222-5.jpg

neko2015222-6.jpg

neko2015222-7.jpg

カーテンコールにて
魚屋と魔法使いと薬屋
neko2015222-8.jpg

neko2015222-9.jpg

neko2015222a.jpg

昨年5月の大学祭で、ミュージカル同好会の宣伝をしたら
評判が良くて一時たくさんの部員が集まったけれど
楽しそう〜♪という憧れだけではついていけないのがこの世界の厳しいところ
歌も踊りもついていけない人々がやめていき
最終的に残った1年生たちが本当によくがんばったと
娘はもう保護者のような目でほめていた

娘にとって今回のミュージカルは
自分たちで一つの舞台を作り上げる楽しみだけでなく
こうして後輩たちの成長を見れたことが何よりうれしかった
すでに指導者のようなこともしている身としては
伝えたいことをちゃんと受けとめようとしてくれるかどうかが重要ポイントなのだ
もちろん一度にすべての事が出来るようになるわけじゃない
それでも、ひとつでも何かが進歩するようにという思いがあり
その心が少しでも行動に表れているかどうか
伝える側はいつもそこを見ている

だから、先週から始まった『椿姫』の立ち稽古で
初めてプロに囲まれた舞台の厳しさを知った時も
演出家が何を伝えようとしているのかをひとつひとつ聞いて覚えて
指摘された点を次の日にはすぐ変えていけるように
とりあえず完全ではなくても、目指すところに少しでも近づけるようにと
その姿勢で精一杯食いついて行っている

舞台の世界は恐れて萎縮すると演技が小さくなり、泣けば歌も歌えない
娘は今までどんなに厳しい指導をされても泣いて逃げたことはなく
その厳しさの中から何かを教わろうとすることにすでに慣れている
一気に厳しさの中に置かれたら挫けてしまいそうだけれど
もう5年もそういう環境の中に置かれてきたから
冷静に乗り越えていく術もわかってきた
「だって相手はみんな人間だよ〜、取って喰うわけじゃなし」と
最終的にはいつもこう思っているらしい

2月後半の本番は
昨日の幼稚園での演奏で一段落したが
その様子が今朝の新聞(地方版)に出ていた
エルサ役もこれで終わりかな〜


さて、来週はいよいよオーケストラシリーズ
ところが、ここにきて再び風邪をひいてしまい喉頭炎と診断される(汗
今ちまたでは風邪がはやり、黄砂や花粉も飛び始めたところだ
う〜ん、3月は大切な本番がたくさんあるのにどうなることやら?!
いや、いつもギリギリで必ず何とかなるから、今回も大丈夫!!


(2015.2.24.記)



<管理人のひとりごと目次へ


inserted by FC2 system