音楽と共に生きる 12〜オーケストラシリーズ


昨日、娘の出演する日演連のオーケストラシリーズが無事に終了した

本番前の3日間練習に通ううちには
指揮者もオーケストラの人たちも本当にみんないい人ばかりで
どんなに励まされ助けられているかを娘から聞いていたが
本番が近づくほど
「こんなに練習が楽しいのは初めて!」
「本番は楽しみだけど、終わりたくないなあ〜」と
今まで見たこともないほど楽しそうな様子がうかがえた
きっとそこには、若い新人を盛りたててやろうという雰囲気があって
それがいっそう演奏を楽しく穏やかなものにしているのだろう
だから今回の舞台は本来ならものすごく緊張するレベルだけど
本人はとにかく始終笑顔のあふれる伸びやかな演奏をしていて
わたしとしては
この表情がビデオに残せないのはもったいないなあと思ったほどだ
だが、今回はビデオを撮れないからこそ
舞台上の娘をじっと集中して見ることができて
今もその表情はわたし自身の脳裏に焼き付いている
これはもう生涯忘れ難い思い出になるだろう

記念に開演前の様子だけ写しておいた
(今回はハープもある!)
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たくさんのお花や贈り物を頂いて感激〜
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日演連のオーディション合格認定証ももらった
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こうして、まだ分不相応かと思われる大きな舞台に出ることができ
そこでの演奏もまた成長を十分感じさせるものであったけれど
何より嬉しかったのは
娘がみんなから愛されているという実感を得たことだった

演奏後、ロビーでお客さんを見送る際に受けた賞賛と激励は
娘にとって、今後音楽活動を続ける上での自信になり
いよいよその応援に答えたいとの励みになるものだ
「もうね、あんなに喜んでもらえて最高に幸せ!」
と喜ぶ一方で
「これでオーケストラの人たちともお別れだと思うと寂しいね」
と、別れを惜しむ、、、
でも忙しい3月はまだ始まったばかり
今日はもう気持ちを切り替えて
明日が本番の合唱練習へと出かけて行った

来週は門下生の発表会であるコンサートに出て
それからは『椿姫』の強化練習に入る
オペラデビューまであと2週間余りとなった
キャストの中で最年少の娘は
周りのベテランキャストからたくさんのことを教えてもらっている
新米だからこそ、周りが色々と支えてくれるけれど
今この時に教わったことを吸収して生かしていかなくては
もう先に同じような勉強のチャンスはないかもしれない
本番までの日々は、これまでより一層厳しいものになるだろう
それでも当日はきっといい舞台になる
今からとても楽しみだ


(2015.3.6.記)



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