音楽と共に生きる 43〜仕事の依頼


昨日の新聞に
娘に関係する記事が2つ載っていた

ひとつは地元の病院で行われたコンサートのこと
これは廿日市市の文化ホール「さくらぴあ」から依頼されたものだが
お年寄り向けに昔懐かしい曲を中心にした楽しい内容をと考え
ほとんど昭和の歌謡ショーのような選曲にしたところ
「全部知ってる曲だった」と大いに喜ばれた
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老人ホームや病院の訪問演奏では
たいてい唱歌や童謡が中心になっていたのをぐっと変えて
戦前戦後の歌謡曲を取り入れるようになったのは3年前のこと
その試みが大変受けたので
「青い山脈」「一杯のコーヒーから」「銀座カンカン娘」「東京ブギウギ」
といった一連の”ナツメロ”は
すっかり娘の定番曲になった
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今では曲によって声も変えて歌うようになり
遠い時代の音を細かく再現するエレクトーン伴奏とあいまって
タイムスリップしたかのような不思議な雰囲気を醸し出している
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ちなみに、この2日前の敬老の日にも
広島市内の老人ホームで同じ内容の演奏を行った
いつものことながら、お年寄りの楽しそうな笑顔が何よりうれしい

さて、2つ目の記事は
このたび原爆ドームの隣にできた「おりづるタワー」のオープンにあたって
テーマ曲として大学時代の先輩が作った曲が選ばれ
この日、娘も呼ばれて歌ったというもの
主役は先輩だから娘の名前は出ていないけれど
とりあえず後ろ姿(右側)が写っている


このテーマ曲は
8月に娘を含む4人の合唱を録音し、CDになっている

また、8月にはもうひとつCD録音があった
2年前にも参加した大学付属合唱団による「高田三郎の典礼聖歌」第3弾だ
(このfacebookの記事はこちら
宗教曲には”揺れないまっすぐな声”が求められるので
(ホテルウエディングの聖歌隊の場合も同様)
そういう声質である娘はこの分野でも仕事があるのが有難い

そして何より有難いのは
依頼された仕事に「次」があるということだろう
もうおなじみになった植物公園でのコンサートは
7年前のクリスマスに始まり毎年出演
今年も5月のGWに続いて9月、10月にも依頼があり
9月17日は、残念ながら雨のため野外ではなかったけれど
室内でも予想以上にたくさんのお客さんが集まるコンサートになった
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10月には新しく指導の仕事が入り
11月には3回目となる市の「童謡・唱歌を歌うコンサート」に
今年もゲスト出演することになっている
こうして新旧いろいろな「次」の仕事に恵まれ
わたしが「今日はどこへ行くの?」と娘に訪ねる日々はまだまだ続く、、



☆植物園のコンサート動画はこちら



☆病院でのコンサート動画はこちら



(2016.9.25.記)



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