音楽と共に生きる 45〜体調管理


12月は娘の活動記録を書かなかったので
ここでまとめてアップしよう

11月末は市民ミュージカル『シンデレラ』公演があり
娘はシンデレラに魔法をかける「魔法使い」・・・ではなく
「妖精の女王」という役で出演した
曲はすべて大学時代からお世話になっている先生のオリジナルで
妖精の女王の歌はかなり難しく、やりがいもあったようだ
また可愛い子どもの妖精たちをぞろぞろと引き連れた役は楽しかったが
非常に”悩ましいこと”もあった
それは娘が「妖精の女王」に対していだくイメージとは
随分違うカツラが用意されていたこと
それはどんなものかと娘に問うと「バッハのカツラ」だというので
わたしとしては????という感じだったが
当日行ってみて、ああなるほど、これは悩んだだろうねと思った^^;

ちなみにバッハはこちら↓

Bach.jpg


そして「妖精の女王」はこちらの写真左端↓
(この写真は衣装やヘアメイクを担当した専門学校サイトから借りたもの)

sinderera1129.jpg

娘としてはこのカツラをつけて登場したらほとんどギャグになるのではないかと心配し
それを演技でどうにかすることに一生懸命だったが
わたしも第三者の目で見ていてとりあえずそれは心配なかったなと思う
だが実のところ当日は
カツラのことなんてどうでもよくなるような別の心配事が起きていた

公演の数日前からひどく背中が痛いと言って近所の整形外科に行った娘は
「発疹がでていないか?」とたずねられたが
その時点ではまだ何も出てはいなかった
ところが間もなく出てきた赤い発疹を見た夫は
「これは帯状疱疹じゃないか?!」と言いだした
そして翌日再び同じ整形外科へ行くと
「やっぱり出たか〜」と言われて帯状疱疹である事が告げられる

”帯状疱疹は免疫力が下がることで発症する”とのことだが
本番を前にこの痛みを抱えてどうするのかと本人も苦悩しつつ
それでも何とか2日間の公演を無事に終えた
そう、こうしていつもギリギリのところで何とかなる!との確信が
ここでまた得られたのだった

当日会場に飾られていたガラスの靴

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さて、この公演が終わって12月に入ると
今度はいきなり風邪をひいてしまった
歌う仕事が多い12月に風邪は非常に痛いが
先輩から頼まれていたクリスマスコンサートをまたギリギリで乗り越え
聖歌隊の仕事も別のメンバーに助けられながら何とかこなしていく
そして、大学から要請のあった「ドイツクリスマスマーケット」に出演した頃から
声の状態はだんだん良くなっていった

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それにしてもドイツマーケットの日も寒かったが
18日の植物園での野外コンサートの時には
今回はソロ演奏という事もあり、思い切ってドレスで登場するも
これがまたすごく寒かった〜〜〜@@;

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以前舞台用に作った毛皮風ショールが役に立った

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当日の演奏はこちら←クリックするとyoutubeサイトへ


その後は風邪をぶり返すこともなく
23〜25日の三連休は
ホテルでのクリスマスコンサートに出演したり
聖歌隊の仕事をしたり
ケーキを売ったり
あちこちかけまわって元気に過ごし
年末は今月9日に本番がある『メサイア』の練習が
音楽活動の締めくくりとなった

明後日から『メサイヤ』のソリストだけがオケ合わせのため
早めに福岡入りするが
今のところ体調も良さそうで
今日は新しい服も買ったし、本人張り切っている

毎年、特にこのシーズン一番問題になる体調管理については
本人も色々気をつけていて外出時にはマスクを欠かさないけれど
忙しい日には睡眠が優先で一日一食になってしまったり
本番が近くなるとアドレナリンが出て妙に元気になるため
そのまま無理を続けたりと
なかなか自分の身体でも思うように管理はできない
それでも昨年一年間もすべて何とかなってきた
これはもう感謝としか言いようがない

娘の舞台も今月末のオペラ『ルサルカ』が終われば一段落だが
来月の植物園でのバレンタインコンサートに向けて
わたしはこれからドレスを作ろうと今日ドレス生地を注文した
スタイルは一昨年4枚作ったのと同じ上下が分かれるシンプルなもので
愛の歌を歌うにふさわしい赤いドレスと
もう一枚は金銀のオーガンジードレスを重ねると似合う緑にする
さあ、久しぶりにわたしも頑張らないとね


(2017.1.4.記)



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