早いもので4月も今日で終わり
教会の庭はこれからバラシーズン本番を迎えようとしている
娘はこの春から新たに2つ仕事が増えたが
どちらも今のところ順調に進んでいるらしい
合唱の指導を始めて3年半が経ち
たくさんの仕事をもらいながら経験を積んできたので
今は指導がとても楽しいのだと言う
昨年に引き続き
今年も大学の合唱の授業の副手を務めているが
8月には大きな行事が控えていて
授業ではすでにその練習が始まっている
その”大きな行事”とは
ドイツの首都ベルリンのコンツェルトハウスで行われる
「ヤング・ユーロ・クラシック音楽祭」への出演だ
そこで娘は合唱団のサポートをすることになっており
学生たちと一緒に歌いながら練習を重ねている
大学卒業時に
大学からニューヨークの国連本部演奏会へ派遣されてから3年
あの時は初めての海外旅行が演奏旅行という事で喜んでいたけれど
今度は初めてのヨーロッパ!しかもあこがれのドイツへと
音楽の仕事で派遣されるわけで
高校時代に憧れた音楽の先生から
「音楽をやるなら一度はヨーロッパの地を踏みなさい」
と言われたことを
当時は遠い夢だと思っていたけれど
今こうして現実になることが何とも感慨深い、、
4週間前
桜の咲く植物園で行われたコンサートでは
久しぶりに「時には昔の話を/『紅の豚』より」を歌った
その2番の歌詞は
娘にとって身につまされるものがある
”お金はなくても何とか生きてた
貧しさが明日を運んだ”
お金がないからあきらめよう・・・ではなく
お金はないけど何とかやっていこう・・・で今がある
いつも不安と困難と隣り合わせの日々ながら
誠実な仕事をすれば次の仕事につながり
演奏会の依頼も次々やってきた
最近はお寺のコンサートに招かれることもよくあり
教会の娘がお寺で演奏して大丈夫?なんて聞かれることもあるらしいが
本人は全く気にしていない
というか、別に気にすることもないでしょう
音楽は国境も宗教も越えた世界共通語のようなものだから^^
「さくらコンサート」の動画は
こちら←クリックするとyoutubeサイトへ
(2017.4.30.記)
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