即席化成発酵肥料の検証 (3月19日)
「安価な化成肥料を高級発酵肥料に化けさせよう!」
という計画を企て
手もとにある化成肥料にEM菌や酵母菌を加えたものを作っているが
これを野菜に使ってみたはじめての結果が出た
ここで使用した化成肥料は8−8−8の普通化成肥料で
これにEM菌発酵液とドライイースト(ぬるま湯と砂糖で予備発酵)を加え
ちょうど肥料が浸るくらいに水分調整
この状態で1ヶ月置くと、溶けてどろどろの液状になるので
薄めて一週間に一度ずつまいた春菊を今日収穫した↓
同じ8−8−8の化成肥料をそのまま使用した時には
葉っぱはごわごわした感じになったが
今回できた葉っぱはとても柔らかくて味も良い
実はわたしは春菊が苦手なのだけど、そんなわたしでも美味しいと感じた
今度は施肥後一ヶ月経過したブロッコリーを見てみると
例年より目に見えて生長がよく
葉っぱが小さめの株でもブロッコリー自体は結構立派なものができている
この即席発酵肥料を使う前に収穫したものはここまで大きくはならなかったので
ある程度効果が出ているのではないかと思う
あと、注目すべき点としては
・緑色が濃すぎない
・やわらかくなるまでのゆで時間が短い
・甘い
といった、発酵肥料を使用した野菜の特徴が出ていることがあげられる
また
本来アクの強い野菜である「ふだん草」も
葉っぱが柔らかく、生でかじっても苦味やえぐ味は感じられない
こうして、今のところ利点ばかりが目に付いているが
今後の経過を冷静に見守っていきたい
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