スリップスの天敵 (6月19日)

スリップスの繁殖を防ぐ天敵として
以前からヒメハナカメムシの存在は知っていた、が
今まで実物を見たこともなければ、ちゃんと調べたこともない
微生物のことは随分熱心に調べてきたというのに
虫についてはどうもおっくうになってしまうのはズバリ、怖いから、、、(汗
ネットで調べたくても
開いたページにいきなり画像が出てきたらと思うとどうしても逃げ腰になるのだ;;

それでも、バラを育て始めてから
わたしもかなり虫には強くなったと思うし
今ならキケン画像でも片目で見るくらいの勇気は出そうなので
ちょっとスリップスの天敵について調べてみる気になった

まず、ヒメハナカメムシだが
カメムシといえばあのゴツゴツしたクサイやつを連想するけれど
ヒメハナカメムシは体長2ミリと小さく、においはさほど臭くないとのこと
下記のページにはタイリクヒメハナカメムシの幼虫から成虫まで詳しく載っていて参考になる

タイリクヒメハナカメムシの画像

次に、”スリップス 天敵”で検索してみると
「ククメリス」というものが出てきた
何かと思ったら、本名ククメリスカブリダニというダニの一種で
これもスリップスを食べる天敵
しかも、すでに生物農薬として商品化されて売られているダニなのだ
これを繁殖させて野菜につくスリップスを退治する方法はかなり効果もあがっているらしい

ダニを飼うなんてなんだかシュールな光景だけど
ダニの中にもこういうヤツがいるのかと、ちょっとダニを見直した
ちなみにこのククメリスは
人間や植物に害をおよぼすことはないという
普段は食品についたカビを食べるコナダニを餌としていて
コナダニがたくさんいるところには自然に存在することから
米ぬかをまいてカビを生やし
そこにコナダニを繁殖させてククメリスも増やそうという試みも行われているようだ

わたしは現在、土に米ぬかをまくことはしていないが
米のとぎ汁で作った発酵液肥はちょくちょくまいている
それがもしかしてククメリスを呼ぶ元になっているかも?!なんて
まだ見たこともないククメリスがバラの花の中にいるかもと期待したりして^^

”雄しべの根元 に、肉眼でやっとわかる大きさの白いダニが走っていたら、それがククメリス”
とのことなので
晴れたらよくよく観察してみよう



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