菌根菌入り発酵肥料を作る 2 (3月1日)
『ミコリーザスタート』という”菌根菌入りの微生物肥料”を入れた発酵肥料のその後だが
三週間近くたっても発熱する様子はないものの
表面に白い菌糸が張ってきている
『ミコリーザスタート』の中には
6種類の土壌有用菌と、18種類の菌根菌が入っているが
今回の発酵肥料つくりの目的は
単純に「菌根菌が増やしたい!」というものだった
菌根菌なるものの存在を知ったのはかれこれ5年くらい前になるが
それが
・植物の根に住み着いて共生し
・土中の養分を植物に供給するため
・少ない施肥で植物を養えること
つまり、山の木には誰も肥料を与えないのに大きく育つのは
菌根菌の働きのよるものだということは
これまでも色々調べて知っていた・・・が
じゃあどうやって菌根菌を増やすのか?その方法については全く無知だった
それで、今回はやっと菌根菌の培養方法について調べたのだが
どこを見ても、「菌根菌は共生菌であるがために純粋培養は難しい(あるいはできない)」とあり
「植物と共生した状態でなくては増殖できない」と言うのだ
だったら、今回の肥料は菌根菌を増殖させることには全くつながらないわけで
せっかく勇んではじめた新しい発酵肥料つくりも
ここで方向を変えなくてはならなくなった、、、(残念〜〜)
菌根菌は、新しい根が伸びるシーズンに根の近くに施すと良いということなので
結局ミコリーザスタートをバラの根に近いところに入れることで
今後様子を見ていこうと思う
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