ベト病トリオの行方 (5月12日〜23日)

重症のベト病で瀕死状態だった3つのバラ
カーディナル・ド・リシュリュー、うすずみ、グラハム・トーマスの現在の様子は・・・

<5月23日>

2年養生生活が続いた「カーディナル・ド・リシュリュー」は
今春はここまでベト病が出ることなく元気に開花
これは本格的に復活したといえるのではないだろうか


勢いのいい花枝が伸びてきたところをバラクキバチにやられた「薄墨」は
再び元気な新芽を伸ばし、蕾も見えてきている
これもベト病の症状は出ていない


昨年見事に復活をとげたかに思えた「グラハム・トーマス」は
今春は新芽の伸びが悪く、咲いた花は一つだけ


それでも、現在ベト病の症状は出ておらず
気温が上がってからは新芽も出てきている

というわけで、3つとも現段階でベト病は出ておらず元気も良い
2006年のあの惨状を思うと、本当によくここまでになったものだと思う(感涙)

以上の3種のバラ以外も
今年のバラはみんな葉っぱがとてもきれいだ
こんな年は初めてだし、写真をアップにしても気持ちが良い〜^^


<5月23日>

花の終わった「カーディナル・ド・リシュリュー」
咲き進むうちに病気が出るのではないかと心配していたが
結局このとおり無事だった


一気に勢いづいて、蕾が次々上がっている「うすずみ」
ちょっと摘蕾した方がよさそうかなあ・・


出遅れていた「グラハム・トーマス」も
追肥後やっと蕾が上がってきた(単に肥料不足だった?!)


というわけで
嬉しいことにそろそろ『ベト病トリオ』も解散してよさそうな感じだが
他にも「グリーンスリーブス」など調子の悪いバラがいくつかあるので
今後はそちらに注目していこう


*****

最近は暇さえあれば庭をうろうろしているが
その際、「このバラの名前はなんですか?」とか、「虫が付いて大変でしょう?」とか
話しかけられることも多い
名前を聞かれた場合は答えはひとつしかないので返答に困ることはないけれど
一番困るのは「どうやって育てているのですか?」と聞かれることだろう
なぜなら、わたしがやっていることは本に載っているような常識的なものではなく
「○○社の肥料を毎月何グラム施肥する」とか
「週に一度は薬剤を散布する」といったわかりやすいマニュアルが全くない
しかも使っている資材は全部微生物がらみで
人に話してもまず間違いなく理解されないのだ
だから答えはいつもあいまいで、何か不親切なものになってしまう

「バラが元気だったら虫も付きにくいし病気にもならないので
元気になるために特に土に工夫をしています」

答えはここまでだ
微生物の話はNG
ワイン酵母液肥なんてもってのほか
理解されないうえに、「ワインがもったいない」と言われるのが関の山だろう、、、

というわけで
お庭を見に来てくださる方が増えるこのシーズンは
頼むから栽培方法を聞かないでぇ〜〜と願ってやまない(汗;;



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