秋バラに向けて2 (9月23日)

16日
薄い液肥散布だけでは新芽の伸びが鈍いので
即席化成発酵肥料をティースプーン1杯ずつ置き肥した後
そうそう、マグネシウムのことを忘れていたわ〜と思い出し
硫酸マグネシウムをティースプーン軽く1杯ずつ加える
すると、新芽がぐんぐん伸びだした

このグルス・アン・アーヘンは昨年から花を見ていないのでこれからに期待がふくらむ


19日の粉粧楼


昨日
マグネシウムを全部のバラに少しずつ追加(前回との合計5グラム程度)した後から大雨になった

そして今日の粉粧楼は更に生長



一方こちらは19日のカラーブレーク


そして今日のカラーブレーク(葉っぱが暴れているのは強風のせい)


ちなみにこちらは昨年の8月10日の様子だ


その後、株の状態は更に悪化し
今年の春先には一度株元ギリギリまで切り戻すことになったのを思い出すと
今こうして秋の花を期待できそうなことが奇跡と思える

その他、どの株も順調に新芽が伸び
一週間前までは棒状態だった株(写真右端)にも新芽が出揃ってきた



今から6〜7年前、ある掲示板で
剪定後のバラに芽出し目的でマグネシウムを使うと良いと教わって以来
JAで20キロ入りの硫酸マグネシウムを購入したが
当時はこれを使用してもなぜか効いたという実感がなく
そのうち使ったり使わなかったりと、なかなか肥料袋は中味が減らなかった
でも、今回専門的な肥料の本を読み返すうちに
葉緑素をつくる材料としてのマグネシウムの重要性を再認識し
ちゃんと使ってみようと思った次第だ

するとどうだろう
昔は効果を感じられなかったマグネシウムが
今回はこうしてはっきり効いていると実感できる
一緒に使用したチッソ・リン酸・カリの主養分を補給する即席発酵化成肥料
(10-10-10化成肥料を酵母液で発酵させたもの)は
わずかティースプーン1杯置き肥しただけだが
マグネシウムと上手くバランスが取れているのかもしれない

だが、何より考えられることは
同じようにマグネシウムや他の肥料を与えていても
当時は土の状態が悪すぎて(堆肥など色々なものを入れすぎていたので)
根が上手く養分を吸えなかったのだろうということ
つまり、その土の状態が今は改善されて
今年のような猛暑であっても鉢の中の根が無事に生きていて
こうして必要な養分をきちんと取り込めるようになったのかなあと思うのだ

春は結構たくさん咲くけれど秋のバラはダメ・・・
そんな状態がずっと続いてきたうちのバラにも
明るい兆しが見えてきたかも?!




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