無農薬無肥料栽培への道17〜つぼみ菜の比較 (3月3日)

花粉症対策として
無農薬で育てた菜の花やブロッコリー等のつぼみを食べ続けて
花粉に対する免疫をつけようという『つぼみ菜療法』を始めてもう6年になるが
毎年菜の花を育てながらいつも思うのは
自然の中では当たり前のように立派に育っている菜の花も
種まきして育てるとどうしてこんなに難しいのかということ
特に肥料過多で土が腐敗していた頃などは苦戦続きで
ここ2年くらいでやっと土がきれいになり、だんだん育つようになってきたものの
昨年でもまだつぼみの収穫量はわずかしかなく
摘み取ったあとからわき芽が伸びてくることもなかった

↓こちらが昨年の2月25日の様子
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↓そして、こちらが今年(今日)の様子だ
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昨年に比べて、どっしりと大きく育った苗には
1月5日からつぼみが出始め、摘んだ後からすぐにわき芽が出てくるので
少しずつではあるけれど毎日摘み取りながら今日まで来た
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10月、まだ苗の小さい時にマリーゴールドを混植して、その後すきこみ
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続いてライ麦を植えたり、ワラを敷いたり、野菜クズなどを入れたりするうちに微生物が繁殖し
土壌の清浄化と肥沃化が進んできたのかもしれない

そして、お味の方はというと
市販の菜の花にみられる特有の苦味は全くなく、実に甘い
うちで栽培した菜の花でも以前は苦味があったし
土が腐敗していた頃は特に苦味が強かったように記憶している

わき芽がどんどんわいてくるのは菜の花に限らず
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ブロッコリーでも同じ
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昨年は、週一で即席化成発酵肥料の液肥やワイン酵母発酵液をまいていたが
今年は9月以降これらを停止し、緑肥一本でやってきた
こうして本当に無肥料栽培に移行して半年
今、確実に土の状態が変わってきているのがわかる




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