無農薬無肥料栽培への道21〜養分は足りているのか? (4月12日)
今まで育ててきたニンジンは
ネコブセンチュウの影響なのだろう、形がいびつになっていたが
このたびは形がマトモで
これを見る限りネコブセンチュウもかなり減ってきているように思う
とりあえず今年はセンチュウ被害が克服できそうな気配で嬉しい
さて、昨年9月からイネ科の緑肥やマリーゴールドを育てて土にすきこみ
冬の間にも、芋や大根、果物の皮などを土にしのばせ
3月からは新たに育ったイネ科緑肥や雑草を刈り取って土に入れ・・・と
ここまで、鉢植えでも地植えでも
土のあいたところに”微生物のエサ”となる高炭素資材を投入してきたが
悩ましいのは、「どのくらい入れておけば足りるのか」との目安がわからないことだ
特に、狭い鉢の中などそんなにたくさんは埋められないし・・・
そこで、土の肥沃度の指標となるハコベの育ち具合を見てみると
こんなに青々と茂っている鉢もあれば
枯れそうになっている鉢まで、状態は様々・・・
今日はハコベが枯れそうな鉢を中心に”微生物のエサ”を追加し
これからしばらくは何も入れずに様子を見ることにした
なお、上記のハコベが良く茂っているバラは「薄墨」
モダンローズでも、このくらい肥沃だとちゃんと蕾がついている
気難しいブラックティも無肥料で育ち、蕾もついた
また、ルイ14世は
ハコベの生育状況はこの程度ながら蕾は10個もついている
オールドローズの場合は、肥沃度はこの程度でOKということだろうか
同じくオールドローズのマダム・イサク・プレールも
ハコベは貧弱だが、しっかりした新芽が伸びているので多分大丈夫
今季とてもよく咲いたクリスマスローズはハコベもすごい
一方、花壇の様子はというと・・・
3週間前には閑散としていた道路ぞい花壇は
現在はこんな感じでだいぶ青々としてきた
中でも、オンファロデス(左)とオルラヤ(右)の生育が非常に良い
肥沃度が求められるイングリッシュローズの株元のハコベも元気
昨年すっかり弱っていたバラも復活中
こちらも随分、麦や雑草などを埋めてきたところだが
バラも草花も順調に生育している
清浄度も肥沃度も必要なネギが良くできているということは
とりあえず養分は足りているらしい
そして本来ネギにつくはずのアブラムシは、一緒に植えた麦にばかりついている
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