無農薬無肥料栽培への道26〜不調の出現 (5月16日)
11日の記録では、葉の美しさを強調したが
その後バラは花の開花に伴い、葉色が悪くなるものが出現している
ブルー・フォー・ユー
この葉色は養分不足による生理障害だろう
そして、花も不完全なのや、本来の色と違うものが咲いている
たそがれ
下葉がまだらに黄変
粉粧楼
咲く段階になって花首が垂れてしまった(水分不足ではない)
大きな鉢の株は、土に入る緑肥(微生物のエサ)の量も多いので
まだ上記のような状況には至っていないが
このたびすべての鉢土をチェックすると
どこにも以前(4月末〜5月GWごろ)埋めた麦や雑草はなくなっていた
気温の上昇に伴い、微生物が増えてエサも早めに消化され
エサ不足で微生物の数を十分確保できないまま
植物の方に必要な養分は不足気味になりつつあるらしい
これはあらかじめ予想していた事ながら
数日間で一気に変化が起こるのには驚いた
一方、地植えの方はどうかというと
サハラ98は相変わらず元気なまま次々花を咲かせているが
たくさんの養分を要求されるERのグラハムトーマスは
さえない葉色のままこれから花を咲かせるところ(無事に咲くのか?!)
そして、その下のシレネは虫食いになっている
道路ぞい花壇の方でも
シレネばかりが虫食いでボロボロに、、
ピンクガーデンサイドでは
オンファロデスの下葉が黄変(エカキムシも出現)
というわけで、どこも土の清浄度、肥沃度ともまだまだ足らないようだ
今後は、緑肥用トウモロコシが土壌残留無機態チッソを吸収して
清浄度を上げてくれることに期待しよう
まだまだ問題は多いものの
それでもバラは、虫の食害も病気も本当に激減しており
今季はヨトウムシ退治の夜回りも必要なくなった
今後はさらに肥沃度を上げるために
もっとひんぱんに緑肥を追加したいところだが
残念ながら十分な量の麦を確保することは難しいので
これからはバラや草花の花がらや剪定枝を天日で干して
やや乾燥させて土に混ぜていくことにする
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