無農薬無肥料栽培への道34〜バラの現状報告7 (7月7日)
入梅から一ヵ月後の6月24日
続く雨と急な気温上昇、そしてあまりの湿度の高さで
バラは下葉が枯れ、病気も広がりボロボロに・・・
鉢バラの3分の1はほとんど裸苗状態で
葉を維持しているものも、養分不足で下葉から黄色くなっている
伸びた新芽はひょろひょろと頼りなく
虫食いも目立つ
2つのカーディナル・ド・リシュリューの片方はすでに裸苗状態で
この後、もう一つもほとんど葉を落とした
一方、その並びにあるブルーローズ3種は相変わらず元気でちょっと意外
さて、あまりに過酷な高温多湿下では
土の上にマルチしたバラの剪定枝葉がどうやら腐敗傾向にあるようなので
6月20日にはそれらをどけて
↓この緑肥トウモロコシの青刈りを刻んで入れた
それも24日にはだいぶ枯れている こちらはバラの葉
そして、新芽に全く動きのない株数本には
この後ついに化成肥料(10-10-10)を入れて、とりあえず枝葉の確保を図る
それから10日後の7月5日
急に動き始めたものもあれば
全く動かないものもある クレマチスはみな一気に伸び始めた
一方、無施肥のブルーローズ3種は
ブルー・フォー・ユーにはベーサルシュートが伸び
たそがれは油断するとすぐに蕾をつける
ミスティパープルも元気だが
イネ科の雑草が生えはじめたという事は
土がやせているということなのだろう
今回、久しぶりに肥料を使ってみた株の動きが
思ったよりもかんばしくないので
これなら無施肥のままでもう少し様子を見てもよかったかなあと思う
かといって、今の土では明らかに養分不足
もっと微生物を増やさないととても株を十分には養えそうにない
このまま土着菌のみに頼っていてはなかなか前へ進めないので
ここで少量の米ぬかとEM菌発酵液をまいて様子を見ることにする
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