2012年のバラ栽培について (1月27日)

2011年のバラは
『炭素循環農法』を基本とした無肥料栽培を試み
その様子を
「無農薬無肥料栽培への道〜バラの現状報告」として記してきたが
最後にアップした記事は9月2日となっており
まとめようとして11月に記したものは
中途半端な状態で下書きに入ったままになっている
そこで、まずはそこに記された文章を抜粋し
今年の方針へとつなげていくことにしよう

*****

(以下抜粋)
今年の無肥料栽培には、前半は手ごたえを感じたものの
有機物が腐る⇒無機態チッソの発生⇒植物の軟弱化⇒病虫害の出現・・・と
夏以降は例年通りの問題が起こり
緑肥作物を中心とした有機物を土にすきこむことによる土壌微生物相の充実
つまりは肥沃な土壌への変貌も
もくろんだようには進まなかった
微生物そのものによって土壌が肥沃化されないとなると
バラに養分を与えるのは肥料による以外にない
よって、夏以降は
昨年までの「化成肥料を酵母菌で発酵させて使う」方法へと戻っていった

9月は残暑が長引き、新芽の展開が遅れた上
残っていた葉に病気が広がって裸苗になるものが続出
10月になると気温が落ち着き、新芽が伸びだし
花もぼつぼつ咲くようになっていったが
全く病気の出ない株と、黒点だらけで落葉する株に分かれていく・・・

*****

この後、元気な株は冬になっても花を咲かせ続けた
そして、ここに移植した時は枯れかけていたヘリテージも
heritage2012127-1.jpg hakobe2012127.jpg
夏の間に地ぎわから元気なシュートが伸びてきて
年を越した現在も花を咲かせている
株元にはハコベが茂っているところをみると
ここはけっこう肥沃な土地になっているようだ

さて、現在のバラ管理は
こうして株元に雑草を生やすか
あるいは土の上を剪定枝葉でマルチするにとどまっている

2月いっぱいはこのままで
3月になったら”化成肥料を酵母菌で発酵させて使う”方法を再開し
その一方で
”緑肥作物を中心とした有機物を土にすきこむこと”も
引き続きやってみよう思う
要するに、今年の方針は
昨年まで色々やってきたことのミックスになる予定だ



Topに戻る



inserted by FC2 system