光合成細菌とサルスベリ (8月13日)
自家培養の光合成細菌を使い始めて2度目の夏
うちの庭でその効果を一番実感するのがサルスベリだ
サルスベリは
花の少ない真夏に咲いてくれる植物なのだが
以前はウドンコ病やすす病、そしてイラガ等の食害で
まともに花を見ることもできなくなっていた
それが、無肥料栽培目指すようになった2011年から状況が好転し始めるも
この年はまだ8月2日の段階でこのように花が咲きはじめたばかりで
その後の花数も少なめ、、
そして初めて光合成細菌を使うようになった2012年には
6月の新芽が美しい事に感動し
その後の生育も順調で、明らに良くなっている事が実感できた
そして今年のサルスベリ
7月初めから咲きはじめ
いまだにたくさんの花を咲かせ続けている
そして何より葉色が美しい
まあサルスベリなんて放っといても咲くんじゃないの?
と思われるような花ではあるけれど
わたしがこんなに感動しているのは
それ以前の状態があまりにひどかったからだ
そんな悲惨なサルスベリをここまで復活させたのは
やはり光合成細菌の働きにも一因があるのかも?!
と、色々考えながら答えはここにたどり着く
さて、今まで色んな微生物資材を作り
実際に使って観察を続けていく中で
一番大きな手ごたえを感じたのはやはりこの光合成細菌だなと思う
そして、これが意外と簡単に作れるところが面白い
市場には高価な微生物資材が出回っているけれど
園芸レベルの微生物資材は身の周りにいる土着菌を増やせば十分だと
実践している人々は言う
わたしも、そうやって手軽に自然と親しむ方法を理想としているので
この路線をしばらく追求してみたいと思っている
光合成細菌の培養の仕方については
『微生物循環農法』のサイトを参考にしているが
新芽:黒砂糖:井戸水=1:1:8を混ぜるだけで
あとは透明容器に入れて放置しておくと
今の時期ならすぐにぶくぶくと発酵が始まり
一週間もすれば色も変わってくる
一番赤くなるのはバラの新芽を使ったもの こちらはナスとトマトを使った
どちらもツンとすっぱい匂いがするが
バラはさわやかな香りもあって、まいていても心地良い
今日は新たに
ローズマリーとラベンダー
ナス、トマト、ツルムラサキの新芽を仕込んだ
それぞれ単体でどのような色になるのか
香りはどうかについて観察したい
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