蕾が茶色くなる原因 その2 (6月21日)

昨日、茶色くなった蕾を摘み取ったホワイトクリスマスが気になるので
今日は根っこの状態を調べることにした
すると
見事に根鉢ができていて、そのままスポッと抜ける



ホワイトクリスマスは庭植えに適した大きくなるタイプのバラだが
それを7号スリット鉢に押し込んで栽培していること自体
元々無理なことなのかもしれない
最近は水切れがひどいなあと感じていたのは根詰まりのせいだったようだ
これでは蕾を養いきれなくて自ら落としてしまうのも仕方がないだろう
この苗は
9号サイズの素焼き鉢に植え替えておいた

さて、ひとつひっくり返すと他のも気になるのが人情(?)というもの
昨年8月に植え替えたバラの根張りはいかに?!
というわけでジュリアをひっくり返してみる



ホワイトクリスマスほど根が回りきってはいなかったが
(こちらは7号の素焼き鉢だからかな?)
この根張り具合、なかなか素晴らしいと自己満足♪

今まで色んな配合土を試してきたけれど
うちの環境では
この「ぼら土・ピートモス・パーライト・バーミキュライト」の組み合わせが合っているようだ
土の匂いをかいでみても全く変な匂いはしないし
これなら梅雨〜猛暑の環境下でも土の腐敗は防げそうな気がする

今日のところ、ひっくり返すのは2鉢で終わりにしたが
本当は他も色々見てみたい
ホワイトクリスマス同様に一部の蕾が茶色くなっているディスタントドラムスも
もしかすると根詰まりしているかもしれないし
特に根張りがいいと思われるスリット鉢の中は気になる
来週あたりぼつぼつひっくり返してみるかなあ

でも、今わたしはこの”根詰まり”という現象に感動している
というのも
今までずっと有機物の多い配合土に加え、有機物中心の肥料を施してきたため
高温多湿下では土が腐敗し
根がちっとも張らないという状況にずっと悩んできたからだ

配合土の問題に加えて、今年は特に潅水に注意していることも
情況が好転している要因のひとつだろう
わたしは水やり過剰派なので今までついつい律儀に水やりをし過ぎていた
今年はとにかく”様子を見ながら控えめに”が課題

健康なバラを育てるために根の環境をいかに整えるか
少しずつ光が見えてきたかも。。



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