即席化成発酵肥料をつくる計画 (2月15日)

そろそろ今年のバラの肥料をどうするか決めないとと思っているところに
息子がお土産を持って帰ってきた
「これで実験でもすれば」と言って差し出したのは酵母菌が生きているというビール
いえ、買ったわけではなくて頂き物ですよ、彼は未成年ですからね〜
maroyakakoubo.jpg

今年のバラ栽培キーワードは『勘』だと年頭に書いたが
肥料の方も勘でいってみようと考えている
そしてもうひとつのキーワードは『在庫一掃』だ
うちにはこれまで買った化成肥料の10-10-10や8−8−8の他にも
単肥料である過リン酸石灰や硫酸カリなどがある
それらの在庫を今年はフル活用して、徹底省費用でいってみようと思う

これまで自家製発酵肥料を作る際に化成肥料も混ぜたものを作ってきたが
どうも混ぜる分量が少ないせいか、あまり良い結果が出たことがない
ならばもっと効果が出るようにするためにどうするかと言えば
今までの発酵肥料に化成肥料を混ぜるやり方を逆転させて
化成肥料に発酵菌を直接かけてみようかと考えているわけだ
そこで
発酵菌の中でも化成肥料を分解吸収利用する力の最も強い酵母菌に活躍してもらうべく
ドライイーストを使う予定にしていたのだが
酵母菌の中でも優れもののビール酵母が使えたら
その方がやっているわたしも夢がふくらんで楽しい

 (注)
 微生物のなかでも味噌や酒をつくる酵母菌はアミノ酸などの合成能力が高く
 ビール酵母にはすべての必須アミノ酸やビタミンが含まれている


なお、ビール酵母についてはサイト中の以下のページ参照
『花ごころ〜ビール酵母を培養する』
 
今後の予定としてはまずビール酵母自体を拡大発酵して量を増やし
それを化成肥料に混ぜてみたいと思う
こんな簡単な方法で化成肥料からアミノ酸やビタミンが合成されて高級肥料に化けるとは信じがたいが
まあこんなのは「遊び心」ということで
とりあえず今年の肥料はこれでいってみようと考え中だ

Topに戻る



inserted by FC2 system