センチュウ防除対策 (10月8日)

ネコブセンチュウやネグサレセンチュウに効果があるという
えん麦とアフリカン・マリーゴールドの種を蒔いたのが9月はじめのこと

緑肥作物として栽培する場合には
生育期間60日程度で出穂前に収穫して土にすきこむのが基本らしいが
それでは季節はほとんど冬になってしまい
夏場でも腐熟期間に30日を要することを考えると
しっかり土になるのを待っていたら春までは何も植えられなくなってしまいそうだ
そこで
発芽から3週間、30センチ程度まで育ったえん麦を一部抜き
庭の空いたところにすきこんでみることにした



それから10日あまりが経過し
現在えん麦はかなりボロボロになって土になじみつつある
まだ柔らかい葉をすきこんだので分解も速いのだろう
これなら月末には苗を植えることができるかもしれない



また、バラの鉢にもえん麦をまいたところ
発芽率の良い鉢とそうでない鉢があり
生育の良い鉢もいつまでえん麦を同居させたものかと考えつつ
結局今は抜いて土の上においてマルチにしている

一方、マリーゴールドの方は
抜かずにそのまま生長させており
蕾が見えてきた段階ですきこむかマルチにする予定だ
現在、一番大きなものは50センチ近くまで伸びている

 

マリーゴールドの場合
根からセンチュウ駆除の成分を出すとか出さないとか?
いや、土にすきこまないとセンチュウ駆除にならないとか?
あるいは、ネグサレセンチュウには効力があってもネコブセンチュウはダメとか?
まあ色々な説があって???なわけだが
とりあえず年内はこのまま置いてみようと思う

ただし、えん麦にしてもマリーゴールドにしても
わたし自身その効果に誇大な妄想を抱いているわけではない
というのも、うちでは2005年に
アフリカン・マリーゴールドを中玉トマトと一緒に育てたことがあるが↓


 

収穫後、トマトの根を掘り出してみるとコブだらけだったからだ



あの時は、マリーゴールドを植えたのだからこのコブはネコブセンチュウのせいではないのかも?!
などとも考えたが
どう見てもこれはネコブセンチュウの仕業だろう

じゃあ何で同じことをやるのかという話だか
2005年といえば、土に有機物を投入しすぎて土壌腐敗が進んでいた頃でもあり
実際マリーゴールドの種を蒔いても
この中玉トマトの鉢しか育たなかったのだ
しかも上の写真は11月のもの
つまり4月から育てていたはずのマリーゴールドがやっと開花したのが11月
そんなスローテンポではネコブセンチュウ駆除には至らなかったのかもしれない

それに比べて今回のマリーゴールドの生育状況はかなり順調で
もう少し気温高めの日が続けば
早いうちに蕾も期待できそうかなと・・・
2005年と比べて、今は格段に土の状態は良くなっていると思うし
センチュウ対策植物として認められているえん麦やマリーゴールドの効果も
今の土なら得られるかもしれないと思うのだ

そう考えながら庭土の状態を見ていて、何かが発芽しているのに気がついた
こんなところにニンジンを蒔いたっけ??・・・いえいえ、これはきっとオルラヤ〜♪



発芽までにはかなり時間がかかると知ってはいたけれど
ホント忘れた頃になって出てきたなあ・・
他にも来春のために草花の種を色々蒔いていることだし
冬の間、庭土のセンチュウ駆除が進んでくれることを
やっぱり少なからず期待してしまう。。




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