無農薬無肥料栽培への道30〜バラの現状報告6 (6月11日)

一番花が終って2週間あまりが経過し
本来ならば早咲き種の2番花が咲き始める頃だが
今回は剪定後の新芽の伸びが遅く
ならば株の体力温存に重点を置こうと、蕾が出ても摘み取ることにした


<地植え>

地植えのバラはほとんど病気が出ることもなく
生垣花壇においても昨年のような急な下葉の黄変はないが
新芽の展開が早いデンティベス(左)に比べてロココ(右)はのんびりモード
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たくさんの花を咲かせたフェリシアは今もって調子は上々
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一見良さそうなマチルダだが、出てきた新芽は葉がなく”いきなり蕾”
(これは気温変動の影響か?!)
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一番花にブラインドやゾウムシ被害が多かったヨハンシュトラウスは
今度は新芽が葉巻虫にやられている
ここはまだまだ清浄化が遅れているようだ・・・が
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下を見れば立派なシュートも伸びていた
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地植えバラのうち花後のダメージがかなり出たのはカラーブレーク
黒点病で葉をバラバラ落とし
出てきた新芽も縮れたり虫の食害にあっている
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このバラは今まで何度も枯れそうになっているが
今回の状況はまだこれでもマシな方だと思う
問題はこれから夏がどうなるかだけど、、、

地植えで一番生育旺盛なのはマダム・アルフレッド・キャリエール
今までも元気なバラだが、庭が完全無肥料になったおかげで
枝が無駄に伸び過ぎず、2番花の蕾がたくさんついているのが今回の特徴
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毎年、春の一番花以降、枝葉が伸びる方にばかり栄養が行ってしまい
夏以降は花がほとんど咲かない状況が続いているが
今年は秋にも花が見れるかもしれない
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<鉢植え>

デリケートなブルー系では
ブルー・フォー・ユー(左)が調子がよく
ミスティパープル(右)も新芽の伸びが良い
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2つのカーディナル・ド・リシュリューは黒点病が出つつある
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下葉をかなり落としたブルーヘブン(左)とマジェンタ(右)だが
新芽は順調に伸びだしている
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ブラックベリーニップもやっと動き出したところ
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茶系や黒赤系では
ディスタントドラムス(左)に黒点病が一気に広がり、新芽もヨレヨレに・・
ルイ14世(右)も下葉がやや黄化
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あと、気難しいジュリアやブラックティも(例年通り)黒点病が広がっている
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一方、黒赤系でもラバグルートは元気いっぱい
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ピンク系では、ジャルダン・ド・フランスやグルス・アン・アーヘンが調子良く
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オレンジ系のブラスバンドには勢いの良いシュートも出てきた
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その他、新芽がなかなか動かないものや
ハダニ、葉巻虫、黒点病被害が出ているものがいくつかある
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ただ、草花にはヨトウムシが結構でていたのに
バラには(地植え鉢植えとも)ほとんどいないのも今回の特徴



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