無農薬無肥料栽培への道35〜夏野菜の現状報告 (7月10日)
トマトは、写真で見ると一見たくさん生っているようだが
1本あたり少ないものは3個、多くても10個程度と
例年の半分〜3分の1まで収穫量は減っている
また、実の大きさも全体的に小ぶり
だが、今年の実はとても美しい!
昨年の「高糖度トマト実験」の結果と比べてみると
ホーム桃太郎は昨年同様、水には沈まないが
ガクは小さく、中味もしっかりつまっていて重量感があり
なおかつ昨年よりも味が濃い感じがする
またフルーツトマト系の”ぜいたくトマト”は、今年もしっかり水に沈んだ
そして意外なことに今年の方が実付きがいい
(昨年は5個、今年は現在まで10個結実)
ナスは、最近やっと株の勢いがついてきたので
ぼつぼつ実を収穫している
葉っぱをニジュウヤホシテントウに食べられつつも
新芽は順調に伸びており
アザミウマやアブラムシの被害がないのも非常に助かる
ナスの切口が白いままなのが無肥料栽培の特徴
(種は追熟して黒くなるのが自然とのこと)
切ってすぐ 6時間後
ピーマンは例年よりも順調に生育し
苗はまだ小さめながらもきれいな実がついている
シシトウ
マメ科は無肥料栽培に向いているので
枝豆は問題なく育っている
一方、ウリ科はここ2、3年上手くいっていないが
今回もキュウリは実が育たず
小玉スイカはここで生長が止まっている
根もの野菜ではたくさんまいた大根のうち育ったのはこれだけ
葉もの野菜ではフダンソウがこの一株だけ育っている
トマトと寄せ植えにしたオクラは
小さな苗なのにたくさん実がつき始めた
サツマイモは問題なし
現在までの特徴としては
・苗は全体的に茎が細く小ぶり
・野菜の種類、苗の充実度により収穫量に差が出る
・実が美しい
・味がしっかりしていて美味しい
・アブラムシはほとんどつかない
・ヨトウムシや飛んでくるタイプの虫はつく
・ウリ科にいつも出るウドンコ病が出ない
・その他の病気も今のところ出ていない
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