バラ作業〜竹パウダーと光合成細菌 (2月24日)
昨年、「炭素循環農法もどき」を実施する際
一番問題になったのが「微生物のエサ」だった
理想はイネ科の緑肥作物を育てて使うことだが
現実にはそれだけではとても足りず
剪定枝葉なども混ぜて使ううちに
高温過湿状態になった時には腐ってしまった
更には、微生物のエサにすべく入れたこれらの有機物を狙い
コガネ虫がやってきて産卵
ここ数年は全く見なくなっていた大きなコガネの幼虫がゴロゴロでた、、、(泣)
さあこの先どうしたらいいのかと考え込んで、母がふと見つけたのが
パウダー状になった『くびっ竹』という資材だ
竹は微生物のエサになる糖分が多く
これを粉砕加工することによって微生物が利用しやすくなっている
また、竹はケイ酸を多く含むため
これを使うと植物の表皮が強固になり、病虫害を受けにくくなるのだと言う
竹の炭素率は280ととても高いので腐りにくいし
地中深く埋めなければ(表土10センチ以内にすきこむ)
特に問題はなさそうに思える
というわけで60リットル袋を購入してみた
くびっ竹公式HP
早速この竹パウダーをバラの周りをはじめとして庭全体にまき
雑草ごと一緒に浅くすきこんだり
あるいはマルチ材として使用する
母も畑で使用中
また、これまでは化成肥料を酵母菌液などで発酵させて使ってきたが
今回はここに竹パウダーも追加して発酵中だ
(3月に入ったら、この即席発酵肥料を使う予定)
それからもう一つ
今年から使うべく用意しているのがこちら↓
材料は、新芽(ここではブロッコリー)と黒砂糖と水(米のとぎ汁)で
混合割合は、1:1:8
これをコタツで保温しているが
最終的に赤くなれば、光合成細菌が増殖しているのだという
参考にしたのはこちらのサイト
微生物と共存するライフ
以前から光合成細菌を商品化したものが売られているのは知っていたけれど
自分で作れるというのが面白いと思って早速実践した次第だ
これからバラの新芽が伸びてくれば
もちろんバラ専用光合成細菌も作ることにしている
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