無農薬無肥料栽培への道27〜バラの現状報告4 (5月17日)

前回の『不調の出現』において、バラにも養分不足の症状が出ていることを報告したが
花数や花の大きさは養分不足によるものとしても
花色に関しては
春先の気温変動にもかなり影響を受けているのではないかと思う

ブラックベリーニップの花色の違いはもう別物と思えるほど
(左が今年、右が昨年)
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ただ、こうした極端な花色の違いは、これ以外にはブルー・フォー・ユーに出ているくらいで
ブルー・フォー・ユーの場合は後に咲くものほど花色も濃くなって
本来の花色になりつつあるところだ
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門柱代わりのフェリシアとカラーブレークは
枝葉の茂り方も花数も差が出たが
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それぞれの株の力に応じた花付きになったので
下葉まできれいな状態が保たれている
(以前はどちらもこの時期ウドンコ病や黒点病で苦戦した株)
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以下は、昨年まで不調だった鉢バラ
無理のない花数で順調に生育中

グルス・アン・アーヘン             ブルームーン
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長年ベト病で悩み続けたカーディナル・ド・リシュリュー
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同じくベト病株だった薄墨
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ブラスバンド
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なお、すでに9個の花を咲かせ終えたルイ14世は
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一部下葉がまだらに黄変したものの元気な状態を保っている
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生垣花壇のバラは
ぞれぞれが大株になり、光合成によって自らを養う体勢が整ってきたのか
4月に麦や雑草を埋めて以来放置していたが、勢いが衰える様子は今のところない
(ここへは昨日、麦やバラの花がらなどを埋めた)
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この中で唯一不調なのはERのグラハムトーマスで
今日咲いた花はとても貧弱なものだった
今更だが、たくさんついている蕾は株のために摘み取ることにする
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初めて本格的に無肥料栽培へと移行し
まだどんなバラでもたくさん咲かせるほど土の肥沃度は上がっていないものの
咲く花は十分美しく、例年のように玄関先をにぎやかに彩りはじめている
 





この時期毎日出る花がらや剪定枝は乾燥させてから土に入れる




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